Company Overview
- 商号
- 株式会社デジタルラボ
- 設立
- 1995年5月1日
- 資本金
- 3000万円
- 代表者
- 南中 昌二
- 本社所在地
- 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階 TEL: 03-6717-2758
- 神戸オフィス
- 兵庫県神戸市東灘区御影2-19-20 TEL: 078-843-4234
Technological Features (Key Features)
当社の「VLPシリーズ」は、30年近くに渡って、日本国内の公共機関や民間企業で広く採用されている車番認識システムです。最新モデル「VLP3.0」では、AI技術をフル活用し、従来の画像処理技術と比較して飛躍的な精度向上を実現しています。
- FULL AIによる高精度車番認識
- 公共向け車番認識プログラム、車名識別プログラム
- 民間向け車番認識プログラム、駐車検知プログラム
- NVIDIA Jetson対応
- リアルタイム処理・運用性の向上
- 耐環境性能の向上
- 効率的なワークフローを支える洗練された管理インターフェース
Implementation Cases & Application Areas
当社の車番認識技術は、国内で多数の導入実績があり、以下の分野で活用されています。
- 公共機関: 高速道路料金システム、交通監視システム
- 商業施設: 大型駐車場の管理・自動ゲート開閉
- 工場・物流: 入退場管理、貨物車両の追跡
- 自治体・警察: 防犯カメラ連携、犯罪捜査支援
- ホテル・レジャー施設: VIP顧客認識、駐車場予約管理
Future Prospects
株式会社デジタルラボは、AI技術のさらなる高度化と社会インフラの効率化に貢献することを目指し、次世代型車番認識システムの開発を進めています。クラウド活用、IoT技術との連携、5G環境対応など、よりスマートな交通管理・セキュリティシステムの提供に向けた取り組みを加速させています。
Evolution of the VLP Series
VLPシリーズの変遷
VLPシリーズは、車番認識システムとして進化を続けており、Version 1から最新のVLP3.0に至るまで、技術の高度化と認識精度の向上を図ってきました。以下に各バージョンの特徴と進化のポイントをまとめます。
VLPシリーズの進化
Version 1(初期モデル)
- 目的: 公共機関向けの道路交通システムにおける車両監視
- 技術: 画像処理を用いたナンバープレートの抽出
- 認識方法: 差分検知とホモグラフィ変換を活用し、ナンバープレート領域を特定
- 文字認識: パターンマッチング方式
- 課題:
異なるフォントやサイズへの対応が困難
撮影角度の影響を受けやすく、ノイズや汚れによる認識精度の低下
Version 2(機械学習導入)
- 技術の進化: 機械学習を活用した文字認識アルゴリズムを導入
- 認識方法:
画像処理によるナンバープレート抽出技術を強化
特徴量抽出と学習モデルによる文字認識を実施
- 精度向上:
異なるフォント・サイズ・角度・ノイズ環境への汎用性向上
エッジ検出・輪郭認識などを自動化
- 課題:
大規模な学習データの必要性
高性能なハードウェアが必要で、運用コストが増加
Version 3(VLP3.0:フルAI化)
- 技術の進化: ディープラーニングを活用し、システム全体をAIベースに移行
- 主な特徴:
NVIDIA Jetson対応
車両検出アルゴリズムを用いた車両検出
文字認識モジュールを活用したナンバープレート認識
リアルタイム処理と高精度化(認識率99.9%)
- 機能強化:
逆光・夜間対応の強化
プレート輝度安定化調光機能(AEW)の搭載
IPカメラ対応・クラウド連携
ヘルスチェック機能の標準装備(CPU監視・メモリ管理・異常通知)
- 効果:
認識の信頼性向上(誤認識削減)
AIによる環境適応力の向上
ネットワーク対応による運用効率の向上